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よくあるお問合せ

FAQ

説明文書の中でアンダーラインとなっている言葉はスライド用語集にその説明をさせて 頂いていますのでご参照下さい。
また※印がついている言葉は、このFAQの他の項目で説明させて頂いております。

スライドレールの仕様について

Q.ストップタイプとロックタイプの違いは?
ストップタイプとは、インナーメンバー・ドロワーメンバーの着脱が出来ないタイプです。
ロックタイプとは、全開状態で完全固定をし、着脱も出来るタイプです。ラッチやレバー等でロック解除又は着脱が可能です。
Q.ロックタイプとオートロックタイプの違いは?
ロックタイプのスライドレールは通常全開してから閉じる時は、ディスコネクトスプリングやディスコネクトレバーを操作しロック状態を解除してから閉じます。自動ロック解除用のディスコネクトスプリングやディスコネクトレバーを付けますと、その操作をしなくとも閉じることが出来ます。ただしこの場合は全開時のロック状態が完全ではありません、引き出されたユニット等に少し力を加えて押しますと閉じてしまいます。
Q.スライドレールの材質は?
キャビネットメンバー・ドロワーメンバー等の各メンバーはSPCCです。ボールリテナーはSECCです。ボールベアリングは炭素鋼球です。
特注仕様としてボールリテーナーとボールベアリングがSUSのものもあります
Q.スライドレールのメッキにはどのようなものがありますか?
カタログ記載の標準品は電気亜鉛メッキ(ユニクロ) です。受注生産の特注品として耐食性に優れた有色クロメート処理やBZ(黒)もございます。その他詳細はお問い合せ下さい。
Q.トラベル・取付穴の変更は可能ですか?
可能ですがスライドレールの仕様上、例えば任意のどの位置にも取付穴の加工が出来るとは限りません。多少の制限がありますので詳細に関しましては当社営業とお打ち合わせ下さい。
Q.カタログ記載のレングスより長い・短いスライドレールは製作できますか?
→長いスライドレールについて 当社スライドレールはプレス金型で製作しております。従いまして金型長(約711mm)より長いレールは製作できません(モデル3400シリーズは全長762.0mm迄可能です)。しかし、トラベル(移動距離)のみ長い(1m以上)スライドレールは製作可能です。この場合耐荷重等で充分な打ち合わせが必要です。当社営業にお問い合せ下さい。

→短いスライドレールについて 製作は可能です。しかしスライドレール製作にはプレス機等様々な機械を使用しますので作業上危険性のある極端に短いスライドレールは出来ません。必要な長さ等仕様の概略が決まっておられるようでしたら当社営業にお問い合せ下さい。
Q.モデル305Aと307Aの違いは?
両モデルは次の1点を除き同じです。違いはサイドスペースの寸法です、305Aは標準の19インチラックにユニットを装着することを念頭に設計されております。スライドレールが閉じた状態からフルトラベルする時飛び出す部分は厚さ9.5mmであまり隙間のないところでもフルトラベル出来ますのでユニットを完全に引き出すことが出来ます。詳細は305Aと307AのPDFファイルで確認してください。
Q.カタログ記載の各寸法が端数になるモデルがあるのは何故ですか?
当社スライドレールは米国のアキュライド・インターナショナル社で開発されたものです、よって各寸法は「インチ」をベースに設計されています。「インチ」ベースの数値を「メトリック」に換算しているため、小数点のある数字となっています。日本で開発されたモデルは、当初より「メトリック」ベースで設計しております。

スライドレールの取付について

Q.スライドレール取付時注意することは?
取付方法によりスライドレールの機能を充分に生かせない場合があります。例えば本体側取付幅とユニット幅の関係からスライドレール取付スペースがマイナス気味でスライドレールを圧迫するような取付はムーブメント(スライドレールの動き)が重くなる点を除けば特に大きな問題はありません。逆に取付スペースがプラス気味で、スライドレールを幅方向に引っ張り合う取付がある寸法以上になっている場合、ボールベアリングの摺動面のダレを起こしやすくスライドレールの強度に不安が出てきます。尚、詳細に関しましては当社までお問い合せ下さい。
この件を含めWeb内にアップしてある「スライドレールの取り付け方」をご覧下さい。
Q.スライドレールは高温になる環境で使用できますか?
常温でのご使用を想定しておりますが、室温プラス数十度ぐらいになる可能性のある各種事務機(複写機・プリンター等)に採用されております。高温環境では、潤滑性能が低下する可能性があります。また高温環境でのご使用の場合、専用のグリスも用意しています。ご相談ください。
Q.ボールクリープとはどのような現象ですか?
スライドレールの所定の移動距離よりも短い範囲でしか動かなくなる現象です。
「ボールクリープ」、「リテーナーズレ」とも呼ばれます。
クリープ現象が起きた場合、強制的にスライドレールを全開・全閉することで解消できます。これはスライドレールの特性であるため、発生しても不良品ではありません。
Q.ディスコネクトタイプのスライドレールは互換性があるのですか?
ドロワーメンバーを抜き出し他のスライドレールに挿入することは物理的には可能です。ただし製造ロット毎に嵌合の調整をしているため推奨しません。
Q.スライドレールの取付で底付けや片持ちは可能ですか?
可能です。しかし耐荷重や耐久性が低下しますので、注意が必要です。

その他

Q.ISO9001/14001は取得していますか?
当社では品質向上と環境保全のため、取得しております。
Q.スライドレールは全て国産品ですか?
一部輸入品も販売しております。アキュライドグループは世界各地に工場を持ちお客様に一番近い工場より製品を提供させて頂いておりますが一部モデルは特定の工場で集中生産しております。