重荷重用のモデル3401にイージークローズ機構(EC)を設けた、3401ECを開発しています。
モデル3401+イージークローズ機構=モデル3401EC
基本的な機能の評価試験は、ほぼ終了し、今は量産に向けて最後の詰めを行っております。
今年末までには、最終仕様を決定し、金型の製作をスタートさせる計画になっています。
来年3月以降に、金型で製作したサンプル品を出荷出来る予定です。
金融端末などで、比較的重荷重(80kg前後)ユニットの収納に様々なメリットが出せると思います。
即ち、ユニットを強い力で収納する時には通常完全に閉じた状態になる時、スライドレールのストッパー等で強い衝撃がユニット、本体に生じます。その為、本体側の他の機器・部品に悪い影響を与えることがあります。
この3401ECは完全に閉じる直前に、ショックアブソーバーで衝撃を和らげ、その位置から静かにユニットを引き込むような動きをします。又静かに閉められた場合はポンッと軽く押すだけで、スプリングが引き込んで静かに柔らかく閉じてくれます。
このため衝撃による悪影響を受けた部品等の交換頻度も少なくなり、トータルなコストダウンに繋がります。
この製品は、標準品として、品番20(スライド長さ508mm)から品番30(スライド長さ762mm)までの偶数品番をラインアップする予定です。
詳細が決定しましたら、Web上のモデル一覧・製品ページのサイズ一覧で詳細情報をオープンにし、CADデータをダウンロード出来るようにします。